ちくちく針しごと

ふだん使いで実用的なものを家庭用ミシンでちくちくと。
古くなった服に手を加えてみたり
おさがりの着物を自分サイズの服にしてみたり
主にリメイクを楽しんでいます。

今年は庭の整備に注力しているために、針仕事はぼちぼちです。しかしそろそろおしりに火が点いてきたので集中せねば。

After
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自分サイズの型紙を作図して作ったワンピース。

冬用の部屋着は首元がだるんだるんになってきているのを無理やり補正して一冬越したのだけど、もういくらなんでも・・・って感じなので新しく作りました。

家用ということで、ネル生地。レギンスと合わせて着る予定。

丈はもう少し短くしてもいいかな。チュニックぐらいに。秋冬に着ながら検討します。




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家で着るものだからと気安さもあって、ちょっとした遊び心も。ボタンと糸をグラデーションにしてみました。

・・・と言えば聞こえはいいけれど、つまりは手持ちの半端なボタンを活用したわけで、首元の白から下へ行くにしたがって黒味が強くなるように並べてみました。

糸も同様、上は赤。下へ行くにつれて黒味が強くなるように調整。 

余裕があればもう1着は部屋着を新調したいのですが、どうなることか。 

After
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フェルト生地で指帽子。指の付け根にはホック付きのベルトがあります。

これは生地が暑いため、盛夏にさしかかったころ、もっと薄い生地で夏用の指帽子も作りました。

この指帽子をはめた上で・・・



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この手袋をはめるという、二段構え。

見てすぐ分かるように、この手袋は既製品のシャツの袖口をリメイクしたもの。手先を出す場所である袖口に手を差し込んで手袋にしてしまおうという逆転の発想。

寝ている間、無意識に耳を触って外耳の炎症を悪化させてしまうため、耳の穴に入れそうな指に指帽子をつけ、さらには指帽子を無意識に外してしまわないようにボタン留めの手袋をつけようという戦略です。 いまのところこれの成果で外耳炎は完治しました。 

一度だけ、朝起きてみたら片手の手袋と指帽子が取り外されて、しかもそれが枕元に綺麗に並べて置いてあった・・・という摩訶不思議な現象があったっけ。あれはびっくりした。夜中に寝ぼけながら指帽子と手袋を脱いで一直線に並べているのを想像すると、笑える!

Before
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この2枚の着物を元にしていろいろリメイクしてきた末、どうにも使えない大きさの端切れができました。

小さな残りを処分しても罰はあたらないくらいに着物は活用させてもらったと思いきるのもアリなのだけど。

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パッチワークの本をめくっていて良さそうな巾着を見つけ、端切れを使って作ることにしました。










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この羽織の残り布や、裏地も。
そして元から端切れだったくらいの大きさの紫系の和布も色合わせに使用。








After
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パフの巾着。 表は緑中心に、藤色を薄くしたくらいの紫系の色と白を配色。裏地は紫の羽織を使用。底は丈夫にしたかったので手持ちの厚め布を使いました。

ちまちまと作ったパフは100個を越えました。ひとつひとつのパフの中にはワタ(これまた残りもの)が詰めてあります。残り布を活用できた満足感、パフ作りをやり遂げた達成感。

一方で、これを使う機会がどれくらいあるだろうかという懸念。作る前からあったんだけどね・・・容量が小さすぎるし使い勝手が悪い。 

一度作ってみる分にはおもしろかったとして、今後、同じものはおそらく作らないと思います。

さて、着物をリメイクして余った和布をどう活用していくのか・・・今後の課題。 

After
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新規購入した白いキルト地でカバー作り。ダダダーッと直線縫いが気持ちいい。

5枚組の座布団を2枚と3枚に連結できるカバー。長辺がファスナー開きとなっています。写真は2枚カバーしかありませんが3枚カバーも活用中。ちょっとしたソファ代わりに。